宗像国際環境会議とは
宗像国際環境会議は、玄界灘の海水温度の上昇により沿岸部に広がる磯焼け、漂着ゴミ(マイクロプラスチック)の問題を中心に「海の鎮守の森」構想を掲げ、海の再生事業に取り組みながら、近年の急激な海の変化への提言や情報を国内外に発信するため、平成26年(2014年)に設立されました。
主な事業
⑴ 宗像国際環境会議 (年1回)
⑵ 海の再生/竹漁礁作り、海岸清掃
⑶ 地元中高生向けの育成プログラム
⑷ 豊饒祭/稚魚放流行事
⑸ 啓発活動
宗像国際環境会議実行委員会
宗像漁業協同組合 筑前七浦の会 宗像環境団体連絡協議会 改革プロジェクト キリンビール シャボン玉石けん TOTO トヨタ自動車九州 トヨタプロダクションエンジニアリング 西日本電信電話 日本航空 日本製鉄 日鉄エンジニアリング 三菱商事 九州経済フォーラム 地域企業連合会九州連携機構 国際ロータリー第2700地区 九州大学大学院工学研究院 福岡県立水産高等学校 九州のムラ 宗像観光協会 宗像大社 宗像市
関連動画
宗像国際環境会議
海の再生事業
竹漁礁
かつては山の鉄分が川から海へと流れ、藻場がつくられていましたが、温暖化などにより、磯焼け、海藻が激減しています。宗像では里山の竹の繁殖、竹害と海の生態系を考え、竹で漁礁をつくり、鉄分の入った重石をつけて海に沈めています。竹漁礁はやがて魚たちの産卵の場となり、鉄分の入った重石は藻場をつくることとなります。私たちは早くからこれを実践していた地元、福岡県立水産高校の学生たちの指導により、海の再生を願い竹漁礁事業に取り組んでいます。
【ご参考】鉄を利用した海の森づくり
漂着ゴミ海岸清掃
アジアの国々と海で隔てる玄界灘は、様々なゴミが海辺に漂着します。中でも、近年国際問題になっているマイクロプラスチック、海辺のプラスチックのゴミは、増えることはあっても減ることはありません。私たちはそれでも漂着ゴミを拾い続けることによって、海への関心とどの浜辺にも見られるマイクロプラスチックの問題を訴え続けています。
地元中高生向けの育成プログラム
豊饒祭/稚魚放流行事
豊饒なる森里川海を願って
平成29年に第37回全国豊かな海づくり大会の開催地となった宗像市では、これを記念して翌年より10月29日に宗像大社にて森里川海が豊かなになることを願う豊穣祭の後、鐘崎漁港にて稚魚の放流行事を行っています。
【主催】宗像国際環境会議実行委員会
【協力】宗像漁業協同組合、宗像観光協会
宗像市、宗像大社